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診療方針

足白癬(みずむし)、伝染性膿痂診(とびひ)、伝染性軟属腫(みずいぼ)

足白癬(みずむし)

 「水虫なんて薬局で塗り薬を買って塗れば治るだろう」と思っていらっしゃる方も多いと思います。もちろん本当に水虫であれば市販薬でも十分な効果があります。ところが水虫のように見えて意外と水虫でない場合が多いのです。水虫でなければ水虫の塗り薬が効くわけもなく、塗り薬でかぶれてひどい皮膚炎を生じることもあります。まずは水虫かどうかを確実に診断する必要があります。皮膚科で検査を受ければすぐにわかります。それが治療の始まりになります。


 皮膚の水虫だけでなく、爪の水虫もあります。爪が白く濁っていたら水虫の菌が感染しているかもしれません。爪の水虫は塗り薬だけでは治りませんが、飲み薬で治すことができます。飲み薬は薬局では手に入りません。当院では薬の副作用に十分注意しながら爪水虫の内服治療を行っています。

足白癬(みずむし) 足白癬(みずむし)

伝染性膿痂診(とびひ)

 とびひは子どもに多い皮膚の細菌感染症です。みずいぼと同じように夏に多い病気で、体のあちこちに水ぶくれやカサブタを伴った赤い発疹が多発します。塗り薬だけでは完治しない場合も多く、抗生物質の内服が必要となります。多剤耐性ブドウ球菌による難治性の症例もあり、治癒までに時間がかかることもあります。当院では必要に応じて細菌検査を行い、適切な抗生物質を処方するようにしています。

伝染性軟属腫(みずいぼ)

 みすいぼは子どもの体に生じるウイルス性の病気で、直径1−2mmの少し赤みのあるブツブツです。ブツブツの中にはたくさんのウイルスが詰まっていて、皮膚への接触により感染すると考えられています。時々炎症を起こしてかゆみを生じることもあります。


 みずいぼの治療の基本はピッセットでつまんで白い中身を出すことです。しかしこの処置がかなりの痛みを伴います。みずいぼは放置しておいても自然に治癒していきますので、子どもに痛い思いをさせてまで取るべきかどうかが医療関係者の間でも議論になっています。痛くないみずいぼの治療法もいろいろと工夫されており、当院でもいくつかの方法を試みてはいますが、いまだに満足できる治療法はなく、ピンセットでつまんで取る方法が今のところ最も確実な治療法といえます。自然治癒するといっても半年から1年ほどかかりますし、その間にもどんどん増えていきますので、これは頑張って取ってしまったほうがいいのではないかと思います。当院では局所麻酔のテープを貼ってから取るようにしており、痛みはかなり軽減されます。もちろん痛くない治療を希望される場合には、硝酸銀ペースト法などの方法で治療を行っています。

ご予約について

皆様の待ち時間をできるだけ短くするため、当院では診察のご予約を承っております。
当日のご予約も可能ですし、初めての方でもご予約が可能です。

ご予約がない方も診察させていただきますが、ご予約のある方が優先となりますので
待ち時間が多少長くなります。どうぞご了承ください。

電話でのご予約TEL:0250-21-0800

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