老人性色素斑(しみ)
これは成人の顔や手の甲にみられる比較的大きくて境界のはっきりしたしみのことです。放置しておいても構いませんが、とくに女性では見た目が気になることでしょう。しかし健康保険が適用される範囲ではよい治療法がありません。当院では炭酸ガスレーザーによる治療、トレチノイン療法、オバジ・ニューダームシステムによる治療を行っています。なかでもオバジ・ニューダームシステムによる治療が優れています。
肝斑(しみ)
肝斑は目の下の頬骨のあたりにほぼ左右対称性にみられるしみのことです。肝斑の特徴はレーザー治療が無効であることです。肝斑はトラネキサム酸やビタミンE,L−システインなどの内服薬が有効です。また、健康保険は適用されませんが、トレチノイン療法、ケミカルピーリング、オバジ・ニューダームシステムによる治療などを行っています。
尋常性ざ瘡(にきび)
にきびでお悩みの方は非常に多いと感じます。外用薬、内服薬による治療も有効ですが、洗顔のしかた、化粧品の選び方、生活習慣など、にきびを悪化させる原因をとり除くことも重要です。当院ではにきびを攻略するコツについて丁寧にご説明させていただきます。
にきびの原因の一つにアクネ桿菌と呼ばれる細菌の増殖があります。この細菌を抑えることが薬物治療の目的の一つです。抗菌作用のある外用剤や内服薬により治療を行います。
にきびの原因はアクネ桿菌だけではありません。毛孔が異常な角化を起こして閉塞してしまうことも大きな原因の一つです。この異常角化を改善する外用剤であるアダパレンゲルが2008年10月に発売されました。アダパレンはレチノイドの一種で、欧米では古くから広く使用されており、すでににきびの治療の第一選択薬として位置づけられています。日本でもにきびの治療のガイドラインが作成され、アダパレンゲルの使用が推奨されています。当院でも多くの方にアダパレンゲルの使用をおすすめしています。
症状に応じてビタミン剤や漢方薬、トラニラストなどの内服薬も処方いたします。これらの薬物治療と平行しながら、適切なスキンケアについてご説明させていただきます。
スキンケアの一助として、当院で推奨する低刺激性のにきび用石鹸や、AHA(フルーツ酸)やBHA(サリチル酸)含有のピーリング石鹸、ビタミンCローションなどをご紹介しています。
通常の治療で改善しない場合にはケミカルピーリングをおすすめしています。また、オバジ・ニューダムシステムによる治療も有効です。
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